NDB OPEN DATA GUIDE

NDBオープンデータの読み方

NDBオープンデータの特定健診集計表の読み方を解説。性別・5歳刻みの年齢階級、都道府県と二次医療圏の地域区分、検査値の区分、集計値を扱うときの注意点をまとめます。

NDBオープンデータの集計表は、特定の性別・年齢階級・地域・検査値区分(または質問への回答区分)ごとに、該当する人数を示した統計表です。原本のExcelファイルを直接開くと、シートや列の構成がやや複雑に見えますが、区分の意味さえ押さえれば読み解けます。

このページでは、集計表を構成する主な区分の意味と、集計値を扱ううえで注意すべき点、当サイトで同じ内容を確認する手順を解説します。

集計表の構造

NDBオープンデータの集計表は、基本的に「対象(検査項目 or 質問)」「性別」「年齢階級」「地域」「値の区分」ごとの人数(集計値)という組み合わせで構成されています。検査データであれば、たとえば「BMI・男性・45〜49歳・大分県・25〜30未満」に該当する人数、というように1行が1つの組み合わせに対応します。

当サイトでは、検査データを「基本情報レコード」と「詳細情報レコード」に区別して保持しています。同じ検査項目(例: ヘモグロビン、心電図)でも基本情報と詳細情報の両方に登場する場合があり、それぞれ独立した集計のため合算してはいけません。

年齢階級と性別

特定健診の対象は40〜74歳の医療保険加入者で、年齢階級は5歳刻み(40-44歳、45-49歳、…、70-74歳)で区分されています。性別は男性・女性に分かれており、検査値区分の基準自体が性別で異なる項目があるため、性別を指定せずに合計すると意味のある数値にならない場合があります。

都道府県と二次医療圏

地域の集計軸には、都道府県単位と、都道府県よりも細かい「二次医療圏」単位の2種類があります。二次医療圏は同じ名称(例: 「北部」「中部」「南部」)が複数の都道府県にまたがって存在するため、二次医療圏名だけでは地域を特定できません。都道府県名とあわせて「大分県 - 北部(二次医療圏)」のように確認する必要があります。

当サイトの検索・比較機能では、二次医療圏を選ぶ際に都道府県名を併記して表示することで、この取り違えを防いでいます。

検査値区分と性別で異なる基準

検査データの集計値は、検査項目ごとに定義された「値の区分」単位でまとめられています。たとえばBMIであれば「18.5未満」「18.5〜25未満」「25〜30未満」「30以上」といった区分です。項目によっては、この区分(基準値の目安)が性別で異なる場合があります。ヘモグロビンはその代表例で、男性向けの区分と女性向けの区分が別に定義されています。

性別ごとに区分が異なる項目を確認する際は、必ず対象の性別に対応した区分で数値を読む必要があります。異なる性別の区分を取り違えると、実態とかけ離れた人数になることがあります。

集計値を扱うときの注意

第一に、複数の集計値を安易に合算しないことです。基本情報レコードと詳細情報レコードのように、独立した集計として設計されている値を足し合わせると、実態と異なる数値になります。第二に、少数のセルはマスク(非表示)される場合があり、内訳の合計が総数と一致しないことがあります。第三に、公開回(第10回・第11回など)をまたいで数値を混ぜないことです。回ごとに対象となる特定健診の実施年度が異なるため、必ず同じ回の中で条件を揃えて比較してください。

当サイトでの確認手順

  1. 1「特定健診検査」または「特定健診質問票」ページを開き、確認したい公開回(第10回・第11回)を選びます。
  2. 2検査項目または質問、地域タイプ(都道府県・二次医療圏)、性別、年齢階級を指定して絞り込みます。二次医療圏を選ぶ場合は都道府県名もあわせて確認します。
  3. 3表示された集計値(人数)を確認します。複数条件を比較したい場合は、条件を1つずつ変えながら同じ公開回の中で見比べます。

FAQ

よくある質問

NDBオープンデータの集計表はどこを見ればよいですか?

検査項目または質問ごとに、性別・年齢階級・地域・値の区分(または回答区分)で分かれた人数を確認します。当サイトでは検索条件を指定するだけで、該当する集計値を直接確認できます。

基本情報レコードと詳細情報レコードは合算してよいですか?

合算しないでください。それぞれ独立した集計として設計されているため、足し合わせると実態と異なる人数になります。当サイトでもデータソース種別として区別して表示しています。

二次医療圏を検索するときの注意点は何ですか?

同じ名称の二次医療圏が複数の都道府県に存在するため、都道府県名とあわせて確認する必要があります。「大分県 - 北部(二次医療圏)」のように地域を特定してください。

検査値の区分は男女で共通ですか?

項目によって異なります。ヘモグロビンのように、男性向けと女性向けで基準値の区分が別に定義されている項目があるため、対象の性別に対応した区分で数値を確認する必要があります。

公開回をまたいで数値を合計してもよいですか?

推奨しません。公開回ごとに対象となる特定健診の実施年度が異なるため、比較する場合も同じ回の中で条件を揃えて確認してください。

関連ガイド

出典:厚生労働省 NDBオープンデータ