NEW第10回・第11回 比較特集

第11回NDBで、地域差はどう変わったか

新しく追加された第11回データを第10回と並べ、腎機能、糖代謝、肥満の変化を検査値中心に整理しました。 どの地域で変化が目立ち、どの傾向が続いているのかを、個別ページに進む前の見取り図として確認できます。

更新日: 2026年7月8日 / 根拠: NDBオープンデータ 第10回・第11回 特定健診(検査)

更新確認

20本

既存インサイトを第11回データで確認し、前回と同じ観点で確認できるものを更新しました。

新たに注目

10点

第10回から第11回への変化が見えた地域差から、医学的に確認したい点を10件に広げました。

主な比較軸

5領域

腎機能、糖代謝、血圧、脂質、肥満を、変化の大きさと現在の水準で見ます。

WHAT CHANGED

第11回で注目したい10の地域差

変化の大きさだけでなく、第11回時点の水準、地域粒度、医学的に確認したい指標かどうかを合わせて見ています。

腎機能

+3.83pt

九州の一部でeGFR 60未満の割合が上昇

大分県男性は12.83%から16.66%へ上がり、佐賀県男性、長崎県男性でも3ポイント台の上昇が見られました。腎機能は第11回比較で最も追加確認したいテーマです。

気づき: CKD予防の観点で、糖代謝や尿蛋白も合わせて地域別に見たい変化です。

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腎機能

+5.85pt

二次医療圏ではeGFRの地域差がより大きく見える

愛知県海部女性は4.14%から9.99%、長崎県県央男性は8.38%から13.50%へ上昇しました。都道府県平均だけでは見えにくい局所差の確認に向いています。

気づき: 県平均で見逃す差があるため、保健指導や地域分析は二次医療圏まで下げて確認したい項目です。

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糖代謝

+1.02pt

HbA1c 6.5以上は東北・四国の一部で上昇

山形県男性は10.27%から11.29%へ上昇しました。青森県男性、徳島県男性、徳島県女性も上昇幅が大きく、糖代謝の地域差を見る入口になります。

気づき: 糖尿病予備群・治療中断の増減ではなく、まず血糖管理の地域差を追う入口になります。

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糖代謝

+2.02pt

二次医療圏ではHbA1cの上昇幅がさらに大きい地域がある

群馬県吾妻男性は8.48%から10.49%、島根県隠岐女性は4.10%から6.04%へ上がりました。小地域では分母や構成の影響も見ながら確認したい変化です。

気づき: 小地域では生活圏や受診者構成の影響が出やすく、年齢階級別の再確認が有効です。

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血圧

+3.53pt

拡張期血圧90以上は福島県男性と一部二次医療圏で上昇

福島県男性は18.30%から19.77%へ上昇しました。長崎県壱岐男性、福島県会津・南会津男性では3ポイント台の上昇が見られます。

気づき: 収縮期だけでなく拡張期も見ることで、中年層の循環器リスクの変化を拾いやすくなります。

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血圧

-3.62pt

収縮期血圧140以上は一部離島部で低下方向

長崎県対馬女性、鹿児島県熊毛の男女では収縮期血圧140以上の割合が3ポイント台で低下しました。改善と断定せず、次回以降も追う価値のある変化です。

気づき: 低下方向の地域は、年齢構成や受診者構成の変化も含めて、何が続いているかを追う材料になります。

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脂質

+3.25pt

LDL 140以上は県全体と二次医療圏で方向が分かれる

富山県男性、宮城県男性では低下方向が見られる一方、長崎県壱岐女性、北海道北渡島檜山女性では上昇しました。脂質は地域粒度で見え方が変わります。

気づき: 脂質管理は県全体の平均だけでなく、上昇している小地域を別に見る必要があります。

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腎機能

+2.33pt

尿蛋白陽性以上は腎機能と合わせて見たい補助指標

青森県男性は5.42%から6.22%へ上昇しました。長崎県対馬男性、青森県上十三地域男性でも上昇しており、eGFRと合わせた確認に向いています。

気づき: eGFRだけでは見えない腎機能関連の兆候を、尿蛋白と組み合わせて確認できます。

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肥満

+2.16pt

肥満は急増より高い水準が続く地域を見る

沖縄県八重山男性の腹囲90cm以上は40.26%から42.42%へ上昇しました。BMI30以上は大きな跳ね上がりより、沖縄県など高い水準が続く地域差が重要です。

気づき: 食生活や身体活動の背景を断定せず、腹囲・BMI・血圧を組み合わせて継続課題として見るのが有効です。

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脂質

+2.30pt

中性脂肪150以上は低下方向と上昇地域を分けて見る

徳島県男性、福岡県男性、大分県男性では低下方向が見られる一方、北海道南檜山男性では29.39%から31.69%へ上昇しました。

気づき: LDLとは別の脂質リスクとして、地域ごとの食習慣・代謝指標の再確認につながります。

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HOW TO READ

読み方のポイント

上昇幅が大きい地域を見る

第10回から第11回で何ポイント変わったかを見ると、最近の変化を見つけやすくなります。

第11回時点の水準も見る

上昇していても全国比較より低い場合があります。差分と現在の水準をセットで見ることが大切です。

質問票は慎重に扱う

今回の総括では、設問対応の解釈を間違えないよう、まず検査値で確認できる傾向を中心にしています。

CHECKED METHOD

この特集での確認方法

  • 第10回と第11回の同じ地域・性別・指標条件を並べ、公開回が混在しないように確認しました。
  • 表示値はNDBオープンデータ由来の集計区分に沿って確認しています。
  • 質問票は設問と回答の対応を慎重に確認し、この総括ではまず検査値中心にまとめています。

本ページはAIがNDBオープンデータを活用して試験的に整理した考察です。ここで示す差は疾患の増減や原因を断定するものではありません。医療・行政・事業上の判断では、必ず元データと専門的な確認を併用してください。

NEXT STEP

気になる変化を、条件を変えて確認する

総括で見つけた地域や指標は、比較ページや検査データ検索で、年齢階級・性別・地域粒度を変えて確認できます。